ベランダやお庭などで、これからガーデニングを始めたい方やガーデニング初心者の方に役に立つ基礎知識を紹介します。
屋上緑化の目的
屋上緑化が､
日本全国で真剣に取り組まれるようになりましたが､
1990年代から環境保護をおもな目的として
本格的に始まりました｡
屋上緑化の目的は､
それ以外にも多数あります｡
ﾋｰﾄｱｲﾗﾝﾄﾞ現象の防止対策としても､
屋上緑化が休息な勢いで進められています｡
ﾋｰﾄｱｲﾗﾝﾄﾞ現象とは､
とくに都市部で多くみられる現象で､
島のように気温の高い部分が出来る現象のことを言います｡
土は熱を吸収しますが､
都会では土よりもｺﾝｸﾘｰﾄが多く､熱をはね返すので､
その部分に水をかけると､湯気がたつほどです｡
ｺﾝｸﾘｰﾄに水をかけると地球温暖化防止策としては最適ですが､
すべてのｺﾝｸﾘｰﾄの部分に水をかけることは､
よほど毎日雨が降らない限り不可能です｡
屋上緑化は､
生態系としての植物の回復とともに､
断熱性向上効果があります｡
家やﾋﾞﾙの壁際に緑の葉がかかっているところがありますが､
景観の良さだけでなく､断熱効果があります｡
さらには､大気汚染を吸収する働きもあります
｡ また､屋上緑化を単にｶﾞｰﾃﾞﾆﾝｸﾞとしてだけでなく､
野菜や果物の栽培をしているところもあります｡
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